中年週末ハンターの工作教室

狩猟に役立つ道具の自作事例と体験談など

カモキャッチャー試し投げ


 猟期まではまだ時間があるし、天気がいいのでキス釣りでもいこうか。ついでにカモキャッチャーのテストしてこよう。と思い至ったので、行ってきました。
 一通り魚を釣って、干潮になり日も登って釣れなくなってきたので昼食を食べてからいざテスト開始。


従来型1

 うーん、同じ重さのキス釣り仕掛けと比べて全然飛ばない。(キス仕掛けは右のテトラを軽く超えていた)。5〜6割くらいか。目測にあまり自信はないけど、50mくらいだと思う。散弾銃の有効射程考えたら充分かな。遠ざかっていく流れさえなければ。


続いて令和3年型(新型)

 ありゃ。従来型より飛距離出ないでやんの。気を取り直してもう一回・・・

 飛距離変わらず。


従来型2

 もう一つの従来型もやってみた。これは2段のハゲ掛け針の1段目を切断して(もったいないから)2段目の先にロックタイ(結束バンド)で取り付けたもの。従来型1よりもオモリがやや軽いせいか、飛距離はいまいちでした。


飛距離の概算
 iphoneをクーラーボックスの上において動画撮影しただけなので撮影角度の再現性は高くないですが、設置高さは同じなので水平線と右側テトラとの位置関係から距離が出せます。

 動画から切り出した静止画を編集ソフトで開き、水平線とテトラの垂直画素数βと、水平線と着水地点との垂直画素数γを測定し、上の図をもとに計算します。とはいえ、撮影高さHとテトラ距離L1の目測が正確ではないので相対比較にしかならないですね。
 どうやら従来型1が2割増しで飛距離が出ています。キス釣り仕掛けの動画も撮っておけばよかった。


その他
 投げるのはいいのですが、引く時の抵抗が大きいですね。オモリやウキの種類を変えても必要な浮力を得るために水中に沈む体積は一緒なので、水中の抵抗をいかに減らすか、ということに気をつけて改良していきたいと思います。なるべくお金と手間をかけずに・・・