リュックの腰ベルトにmolleシステムを
猟期に入ったので土日はほぼ出猟しています。そんなわけでいろいろ装備の改良をしているのですがなかなか紹介する暇がありません。この土日は大雪で引きこもり決め込んでいるので、年賀状を作って、前からやろうと思っていたリュックの改良をして見ました。
方針変更
これまでMolleシステムがついたタクティカルベルトを使っていたのですが、大物猟でリュックを背負うとリュックの腰ベルトと干渉してしまいます。そこで、タクティカルベルトはカモ猟専用とし、共通装備はベストに装着、大物猟専用装備はリュックに取り付けることにしました。
そうすると、リュックを下ろさなくてもアクセスできる部分にいくつか必要な装備を取り付けたい。使っているmont-bellの登山用リュックはあまりそう言った要件を満たさないのですが、長時間背負っていて疲れにくいのは登山用の利点でもあるので、このベースを生かしたまま改良を試みます。
つまり、腰の部分にmolleパネルがあればいい。さて、そんな都合のいいものがあるのか・・・
OneTigris ベルトモールパネル MOLLE アダプター (ブラック)
ありました。
Molleパネル
さて購入して見ましたが、結構しっかり、というか硬さがあります。アイテムの取り付け取り外しは苦労しそうですが、一度つけて仕舞えば簡単に外れることはなさそうですね。
これをどうやってリュックの腰ベルトに取り付けるか、と言うのが結構悩ましい。シンプルにベルトループに38mm幅のベルトを通すだけだとmolleパネルがかなり前に来てしまいますし、腰ベルトの調整代が無くなります。この、元々ついているメッシュのファスナーポケットの場所にパネルを持ってきたいところ。かと言ってリュック自体には手を加えたくない・・・
と言うわけで、いつものJETEDCの1インチベルトの出番です。
取り付け開始
JETEDCの1インチベルトでパーツを2個作ります。
一つ(写真左)はT字に縫い合わせ、ベルトアジャスターを通します。
もう一つ(写真右)は特に加工なし。molleパネルに全部通してしまいます。
腰ベルトのクッションが入っている部分に一周させて
ベルトアジャスターを使って下で止めます。
T型の方です。T字の頭の部分を38mm幅の部分に巻き付けて
止めます。(縫い目雑だなー)
Tの下部分は折り返してmolleパネルのベルトループを通し、
ベルトアジャスターで固定します。
裏から見とるこうなっています。
右側には装弾ポーチ
反対側も同様に取り付けます。
こちらは右腰なので装弾ポーチがつきます。先に書いたように、このmolleパネルがなかなか硬いので、一度つけたら外したくありません。(と言うわけで工程は省略・・・)
上から見るとこう。
下から見るとこう。
こちら側はサイドリリースバックルのメスを取り付けてあり、さらに装備を追加できます。
ちなみに装弾ポーチはこちら。
CONDOR(コンドル) タクティカルギア MA12 ショットガンAMMOポーチ ブラック
蓋を開ける時にマジックテープがベリベリと音を出すのが欠点ですが、最初の数発はストックのシェルホルダに入れてあるので、これを開けるときは発砲後か、待ちの準備中などで支障はないと思います。むしろ歩いている最中に蓋が空いて弾を落とす心配は少ないので良好です。カモ猟には向きません。
とりあえずこんな感じで、リュックにmolleシステムを取り付けることができました。左側にはロープとか、ノコギリとか入れた中ポーチをつける予定です。
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