中年週末ハンターの工作室

狩猟に役立つ道具の自作事例と体験談など

単身赴任と猟銃保管

コボルト次郎


 レアでデリケートなテーマなのはわかっているのですが、むしろだからこそ事例として発信する必要性があると思いました。


 昨年7月に仕事の関係で関東に単身赴任をすることになりました。前例に倣うとおそらく期間は2から3年。で、これを公安の担当官に話したところ、「じゃあ猟銃は銃砲店に預けてください」と。


え、いや、うん、まじ?たまに帰ってくるんだけど・・・


 確かにいろいろ安全面を考えると、そう言われるのも一理あるかー


 もちろん住民票を移して関東の借家に猟銃を保管する選択肢もあったんですが、それにはいくつか難点があります。


 最も大きい理由は駆除の資格が消えること。3猟期目開けから駆除隊員となり、イノシシ、シカ、ツキノワグマ、カワウ、ニホンザルの駆除に参加していますが、住民票のない、つまり市民・県民でない人にはそんな資格は与えられません(多分)。そうすると狩猟税の優遇もなくなるし、猟期以外に「鉄砲持って山に行く」ができなくなります。
 もう一つは会社借り上げのマンションにガンロッカーを設置できるんかいな問題。なんでも適切な重しを入れれば必ずしも建物の壁に固定する必要はないみたいですが、かといって銃を置けるかどうかはまた別の問題です。
 そもそも関東で狩猟をするのか?という疑問。もちろん狩猟をしてる人もいるし、射撃大会やSNSを通じて仲間を探すことも不可能ではないのですが、猟車を持ってこなければならなかったり、猟場まで遠かったりとやはり地元と比べるとやりにくそう。「ぼくがかんがえる最強の猟具」である雪もないしね。
 で、反対に地元で狩猟をするとなると猟銃をその度に運ばないとならないわけで、車で往復はきついし、電車で運ぶのも不便。さらに週末に職場から直接地元に帰ったり、始発で地元から出勤したりなんてこともできなくなります。まさか職場に銃持っていくわけにいかないし。


と言うことで、2挺の預け先を探しました。


1挺目:Remington M870 Wingmaster 12GA 26in. /24in.Half Rifle (Mossberg)

 最初の猟銃、主に狩猟/有害駆除で使用。こちらは地元の銃砲店へ。
 同じ市内の銃砲店には「場所がない」と預かりを拒否された為、仕方なく車で片道45分の県内の銃砲店へ。こちらの銃砲店、本銃を購入したところでもあった為、快く受け入れてくださいました。結果的にはこれで良かった。
 何より良かったのは早朝や夜でも銃の出し入れに対応してくれるところ。たとえば猟期の金曜日に最終電車で地元に帰り、朝7時に鉄砲を取りに行って、午前中の集合に間に合うのです。帰りは日没後に自宅で掃除してから預けに行っても受け入れてくれます。おかげで月一程度ですが、昨年は「週末ハンター」を続けることができました。
 預かり料については、当たり前ですが東京より安い。狩猟用装弾も一緒に預けています。


2挺目:Benelli NOVA Speed 12GA 26in.

 買ったばかりの新銃(当時)。主にクレー射撃用。転勤前に一度だけ駆除に持ち出したことがある。こちらは東京の銃砲店へ。
 預け先の銃砲店さんが主催する射撃会におおよそ月一で参加しています。射撃会に参加することで保管料を割り引いてもらっていますが、それがなくても借家に銃を保管できない以上、射撃場まで持ってきていただけるのは非常にありがたい。
 難点は、銃の掃除は射撃場で完了しなければならないことと、装弾は“おかわり”や2の矢を調整して使い切って帰らなければならないことです。


 今の所こうして射撃と狩猟を楽しみながら二重生活を送っております。でもやっぱり早く地元に帰りたい!だって今のままじゃあ鉄砲増やせないじゃん。

記事が気に入ったらクリックお願いします。