中年週末ハンターの工作教室

狩猟に役立つ道具の自作事例と体験談など

カモキャッチャーホルダ

大したことはしていないのですが、猟期に向けてちょっとずつ準備を進めています。


カモキャッチャー収納
 私のカモキャッチャーはペットボトルサイズに収まるので、持ち運ぶにはペットボトルホルダーが最適です。100均でなるべくガワがデカくてショルダーベルトのついたものを買ってきました。

 ベルトを切って、サイドリリースバックルをつけます。バックルの使い方は自分なりのルールを決めておくといいです。私の場合は長さ調整をするのはオス側、メス側は基本固定…ベルトやリュック本体にはメス側、取り付けるギアの方にはオス側…と決めています。


 オス側のベルトの端は折り返して縫い、すっぽ抜けを防止します。ベルトとバックルの相性によりますが、「バックルのループの開口厚みがベルト2枚重ねより大きく、3枚重ねより小さい」という組み合わせなら、このように折り返して縫いつけると、「取り外しはできるけど引っ張ってもすっぽ抜けない」ようにすることが可能です。


 ちょうど木球が入るペットボトルを見つけたので、これをホルダーの中に入れて、その中にカモキャッチャーを入れます。大きめのプラスチックカップを使っても良いです。


 口の絞りは邪魔なので折り返しておき、代わりにマジックテープ付きのゴムベルトを縫い付けて落下防止にしてます。


タクティカルベルトへの取り付け
 次に、molleタクティカルベルトにメス側のバックルを取り付けます。

ベルト長さは幅の8倍(8インチ)です。1インチ折り返してメスバックルのループに通して縫い付けて固定し、他端はベルトアジャスター(日の字形のパーツ)に通します。


 下からmolleに通して折り返し、アジャスターに今度は上から通します。

 余ったベルトはメスバックルのループに差し込んでおきます。これで、molleタクティカルベルトにメスバックルが取りつきました。

 同じものを2か所に作ります。実は反対側にも作っているので合計4個のメスバックルがベルトにぶら下がっています。ここに色々なものを吊り下げます。実はメスがベルト側なのには利点があって、着脱時に変形を伴うのはオス、つまり耐久試験をするとおそらくオスが先に壊れます。よって、アイテムごとに作り直すのはオスである方が良いと考えています。


 カモキャッチャーホルダーを取り付けるとこんな感じ。長さは実際に使いながら調整します。カモ猟以外では本来のペットボトルホルダーとしても使えそうです。


おまけ
 ついでに解体セットを小改良しました。

 このように、持ち手部分を対角で非対称に切り、長い方にはオスバックル(長さ調節可)、短い方はメスバックル(ループを通して折り返して固定)を取り付けます。バックルの繋ぎ方で持ち手の方向を縦横のどちらにもすることができるので、車内の手すりや猟場の木の枝に望みの方向でぶら下げることができます。


ベルトの縫い方

 ちなみにベルトをミシンで縫う時はこのように同じ厚みのものを抑えの後ろ側に置いてやると、スムーズに動きますよ。(もしかして常識?)