中年週末ハンターの工作教室

狩猟に役立つ道具の自作事例と体験談など

ミシンが来た

 ミシンを買いました。狩猟と関係ないって?いやいや、大ありですよ。



JANOME コンピューターミシン 「説明DVD付き」 JN-51

 狩猟自体がメジャーな趣味ではないので、狩猟に使う装備って、高価だったり、使いにくかったり、種類が少なかったり、必ずしも自分にベストマッチなアイテムがあるとは限らないですよね。100均グッズとかサバゲー用品の中にも使えるものが多いですが、今一歩、痒いところに手が届かない。であれば足りない部分を改造して補ってやればよい。そのための「ミシン」です。


 そのちょこっと改造。最初にやったのはこれ。


 銃を買った時に銃砲店で購入したTAGAMIのガンカバーです。お気に入りのリアルツリー柄。ものはいのですが、カバーの付け外しがやりにくい。例えば車から降りて公道を少し歩いたところにカモのいる池がある場合、車から池までの往復はガンカバーをかけて移動します。池の近く(公道外)では歩きながらガンカバーを付け外ししたいのですが、オリジナルのままだと立ち止まって両手を使わないとうまくできないのです。


ガンカバー改造
 改造箇所は2つ。一つは銃の長さに合わせて不要な部分を縫いつけたこと、もう一つはちょうどグリップのあたりにゴムバンドを縫い付けたことです。



 この改造により、脱包した銃をスリングで肩にかけた状態で、歩きながらカバーをかけられるようになりました。銃口にカバーの先端を被せ、カバーの後ろ部分をうにーって引っ張って銃床にかける。手を離すとゴムの力で銃床にカバーが引っかかるので、あとはマジックテープを整えて完成です。
 ちなみにゴムバンドについてはこちらの明日香縫製のガンカバーを参考にしました。


明日香縫製 猟銃カバー (W26(115cm))


 ドットサイト付きのハーフライフル銃身用に昨年購入したのですが、ゴムがついていることで非常に銃の出し入れがしやすかったのです。なお、この改造は新しいミシンではなく、妻の実家からミシンを借りて行ったものですが、これ以降ミシンって便利だなーと思うようになりました。


ミシンの素晴らしさは裁縫の素晴らしさ!
 そもそもよく考えると裁縫ってすごい発明ですね。生地自体も縦横に糸(線)が編み合わさって面を構成しており、この面をさらに糸を使って縫い合わせることで本当に様々な形状を立体的に具現化しています。そして1本1本の糸は弱くて簡単に切れるのに、編み合わさることで高い強度を実現。いやあ、これを発明した人類ってすごい。糸と裁縫の素晴らしさは来年から放送開始の「ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャン」でも垣間見られるでしょう。